SSブログ

恐るべし昭和2年(笑) [作品(瓦のこと)]

さて、本日も、昭和2年の屋根屋さんと、お話しながらの

屋根修理ですw。

奴は、電気ドリル持ってないので、こ~んな仕事です↓

画像 042.jpg
俺は、電ドルを持っているので、じゃんじゃん、穴あけです(笑)↓
画像 033.jpg
これを、このように、↓
画像 037.jpg
大きさを、おおざっぱに、選別しまして、取り付けです↓
画像 038.jpg
そうです。幅の狭いもんじゅんに、並べるんだよ~ん!(笑)
あっ!それと、こ~んな釘にも注目です。↓
画像 028.jpg
手打ちの、銅の角釘です。UPで↓
画像 029.jpg
まぁ、これを、破損した軒万十唐草を、自家製万十に交換時に↓
画像 032.jpg
打ち込んでやりました。
しっかし!打ちずれ~なぁ!(笑)
こ~んな事やりながら・・・・本日、気付いちゃったの。見ちゃったの。
な、何と!!!!この屋根。。。。。。。
ルーフィングが、張ってありません!
↑当ったり前だろ!この当時は、杉っ皮か?トントンだろ!!
はい、それも、はってないのです。
野地板の上に、瓦桟が、じか打ちです。???
そこで、お洒落な屋根は考えます。
当時のこのへんの主流は、杉っ皮が、標準のはずです。
そこを、土葺き=杉っ皮、
今回、初めての引っ掛け桟なので、杉っ皮は、不要と考えたのでしょうか?。
まぁ、これで、雨漏りしちゃってるのなら、不合格ですが・・・・・
とりあえず、80数年雨漏りなし!!っとは、恐るべし(笑)
今の時代の、ルーフィングの重ねがどうのこうの、
釘穴がどうのこうの、何だか?変な議論だなぁ?っと思っちゃいました。
これからは、私は、ルーフイングなし!で行こうと思います。
っと言うのは、大嘘です。(笑)
やい!昭和2年!よく、下葺きなしで、施工したなぁ?
まいったよ、地割りも、ぎっつん、ぎっんで、命掛けの施工だよ!(笑)
まぁ、今の、53判の重なりや、四角い奴の重なりでは、無理だよな!
俺も、ちょっとやばいかなぁ?っと思ったんだけろ、、重なりが、多いので、
なんとか?いけるかぁなぁ?って、ひやひやの、強行施工だったよ!
まぁ、当時、銅がなかなか手に入らなかったので、
風切り丸は、縛らなかったのは、失敗だったぜ!反省するよ。
素直に認めるよ!。。。。。(笑)


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。