パソコンが・・・! [作品(瓦のこと)]
本日、パソコンの体調が悪く、ヤマダ電気病院に、入院致しました。
数日間、ログインできない状態が続きますが、しばらくお待ち下さいませ。(笑)
蔵、復元の復元 番外編 [作品(瓦のこと)]
屋根が完成しましたので、耐震実験を行います
まず、吊り上げます。
次に、大きく右に傾けます。
つぎは、逆さまにしてみます
お~っと?大丈夫でしょうか・・・・?
絶対自信があると言う、お洒落な屋根さんも心配そうです。
そろそろもどしてあげましょう!
よっこらしょっと
ど~~ん!!
な、なんと「びくともしていません!」すごいっ
当社、お洒落な屋根 山田瓦店の施工は、見事に耐震実験装置に
耐え抜く事が出来ました。いい仕事をしておいてよかったと思いました
(笑´∀`)ヶラヶラ
なお、この耐震実験装置は、(社)全日本瓦工事連盟の認定を受けておりませんのであしからず・
蔵、復元の復元⑥ 完成! [作品(瓦のこと)]
今回、復元の復元というタイトルでしたが?
この建物、明治時代の土蔵を、昭和24年に、使える材料を、使って、
復元した建物でした。87歳になるおばーちゃんにお話を聞き、昔の
蔵は、竹瓦が2本だったとか、鬼瓦は、家紋が付いていて、もっと大きかったとか、おばーちゃんの話をもとに、私、お洒落な屋根 山田瓦店が
平成の今!この建物の本来の姿として、完成させました。
この工事の過程は①~⑤で紹介いたしましたが・・・今回は棟取りです
鬼瓦 「鶴」
鬼瓦 「亀」
つづいて棟取りの実況中継です。
まず・・
次に
そして
蔵、復元の復元⑤ 鬼瓦 [作品(瓦のこと)]
今日は、日曜日、ましてや、模様なので仕事は、お休みしたい所ですが?
先日、三州より、届いた、鬼瓦の取り付け準備を作業場でやりました。
この鬼瓦は、三州鬼瓦窯元㈱マサヨシhttp://www.masayoshi.co.jp/社製、
すはま
新菊水影盛足付台付。家紋は、丸に州浜です。
この鬼瓦を、屋根勾配に合わせて微妙に修正、調整して、ステンレス線を通して、準備OK!!
拝みの巴は、鶴巴と、亀巴です。
明日れば、取り付けです。 かっこいいでしょ
床屋さんの頭・・ [作品(瓦のこと)]
私の今日の仕事は、理髪店の屋根工事でした。
床屋さんのお家の頭を、屋根屋さんが担当致しました(笑)
只今、理髪店の屋根を、散髪中・・・あっ?いや、葺き替え中・・・!
どんなヘアースタイルにいたしましょうか?チョキチョキ((*´∀`))ヶラヶラ
蔵、復元の復元④ 平葺き終了! [作品(瓦のこと)]
本日、平葺きが完成しました。
後は、棟取りです。ここまでの道中を、説明します。
瓦は、焼き物のため、いくら、製造機械、技術が発達したとはいえ
多少のねじれが生じます。
この若干の隙間を、違和感なく修正するのが私達屋根瓦職人の腕です
ちょっと、ひと手間かけてやると
このように仕上がります。
建物が古いために野地を直しても多少の野地むら(凸凹)があります。
これを修正するために今回は、
(なんばんしっくい)
南蛮漆喰葺きとしました。さらに釘打ち
続いて、風切丸(かざきりまる)の施工です。
この2本引いてある瓦を、風切丸(かざきりまる)といいます。
南蛮漆喰と、ホルマル銅線で、バッチリ取り付けました。
後は、棟取りです。棟瓦に、銅線を通して、準備OKです。
お昼休みに・・・! [作品(瓦のこと)]
現場の近くに、牛がいました。見ていたらこっちに来たので、何となく、
ハイ!チーズ♪( ̄_/■ゝ☆ [v(-_-)(-.-)b] カシャッ!
(笑´∀`)ヶラヶラ
蔵、復元の復元③ 使用瓦について [作品(瓦のこと)]
今日は、この工事に使う瓦の説明です。
使用瓦は、淡路の緑窯業株式会社http://www.midori-yougyou.co.jp/です。
京花唐草使用
この紋様、綺麗でしょ?がらが、あっさりしていて、しつこくない、
私は、この淡路の京花が好きです。
今回、裏に竹やぶがあるので・・上屋は、雨どいを付けません。
雨どいを付けても、竹の葉っぱですぐに詰まってしまうからです。
雨どいを付けないと、吹き降りの時、垂木や壁が濡れやすくなります。
そういう事を、避けるため、瓦の出寸法を、多く出しました。
そこで、写真のふきだしの所に90mmのパッキン付きのステンレス釘を、ドリルで穴をあけて、打ちました。(これで安心!)
次は桟瓦(平瓦)です。切り落とし中深(ちゅうぶか)というものを使います。
通常、私達、関東では、日本瓦といえば、
この削ぎ面の瓦を使います。どこが違うのか?というと・・・
ここの部分が違います。 もう1枚写真を見てください
そぎめん かくめん
この右側の瓦を使用します。左=削ぎ面(面くり) 右=切り落とし(角面)
こちらの瓦を使用することにより、
メリハリのある、シャープな、男らしい、重厚感のある、甍の波が出来ます。
この物件は、さらにこんな所にもこだわってみました
通常の瓦(左)より切り込みが深い(右)でしょ?
中深(ちゅうぶか)又は片2寸と言います。
葺き足が細かくなります。(重なりが多くなる)このように葺くと、
雨仕舞いも良く、意匠的にも、とても綺麗になります。
とても、お洒落な屋根になりそうです。こう、ご期待!!
皆さん、違いがわかりましたか?
蔵、復元の復元② 刀刃(かたなば) [作品(瓦のこと)]
さて、問題です?この刀の刃の形をした材木はどこに使うのでしょう か?
答えは・・・・・・
ここの部分に使います!
この刀刃(かたなば)、以前はどの大工さんでも、瓦座として多く使用していましたが・・・最近はめったにお目に掛かれなくなりました。
数年前までは、何処の材木屋さんでも既製品として置いてありましたが?
(使う人が少ない)
今では製材所を持っていない材木屋さんでは手に入りません。
今回、いたんだ部分の交換ということで、寸法を正確に、測り、私のお付き合いのある材木屋さんにオーダーメイドしました。
この刀刃(かたなば)正式には長押(なげし)取りと言うそうです。
取り付けは1級建築士の資格を持つ大工!!
M工務店のHDちゃんにお願いしました。
破風板の修正や、野地の修正、
そして、刀刃の見事なとめ切り、 復元の協力に感謝です。
蔵、復元の復元① スタート [作品(瓦のこと)]
私の今日からの仕事です。
この建物の屋根葺き替え工事です。
まず数日前に足場を組みました
そして、今日、瓦を降ろしました
この物件は、明治時代の土蔵を、昭和25年に使える材料は使って、
縮小して建て替えした、建物だそうです。
今年の夏、私、お洒落な屋根 山田瓦店に相談がありました。
このような部分がいたんでいます。
歴史ある、建物なので、何とか維持したいと旦那様の考えです。
私の技術で何とか補修してあげようと、
屋根に上って診断して見ると、裏山の竹が,悪い事をして、相当いたんでいる。部分補修では無理と判断した私は、「瓦葺き替え」を提案いたしました。限りなく昔の面影を残し、歴史を大事にする。という条件で今回の工事が始まりました。
こんな大きなケヤキの棟木!
そして、昔の柱を製材した、野地板!
これも歴史だと判断した私は、これを残そうと、この上に野地板を
張る事にしました。
明日は、瓦桟を打って、いよいよ瓦が上がります。
私の復元!!こう、ご期待!