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関東御所型鬼 [作品(瓦のこと)]

さ~て、も、やんだので、本日も、神社に行って来ましたよ~ん!


とりあえず、風切り丸(かざきりまる)を、ローソク素丸で引いて、





そうそう、使用軒瓦は、珠数掛三つ巴、桟瓦は、切り落とし中深です。

そんでもって、狭くて、めんどくちゃい向拝(ごはい)箇所の妻下を




仕上げまして、いよいよ、大棟です。




このように、面戸瓦を入れまして、一枚ものの大面をかけましたぁ!

使用熨斗瓦は、7分の糸熨斗です。こ~んな感じに施工中




あのね♪このような棟は、踏ん張りが必要なのよん!

ひょろひょろ積みで、ビス打ったって屁の役にもたたないのですけろねぇ?

今の業界何考えてるのか??まぁいいや。

さ~て、鬼瓦君の取り付けです。今回使用の鬼瓦は・・・・・・これです

じゃ~ん




上州藤岡 山口鬼瓦店謹製 関東御所型鬼瓦です。

私達、関東は、このような、物件の時には、丸立てで、鬼瓦を取り付けます

その時、この厚みが必要になるんです。




野暮ったいと、おっしゃる、鬼師、瓦師、葺き師の方もおられますが?

風切り丸に、負けない、デブっちょの鬼が、ベストなんです。

これが、関東御所には、必要なんです。

鬼瓦も、桟立て、谷立て、丸立て、意味があるんです。

鬼瓦のバランスも地域によって、色々なんです。

それで、いいのです。かっちょよければいいのです。

 

んな訳で、明日たら、完成予定です。でわ


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