現場は、私が、以前、修理いたしました昭和2年の現場です↓ 今回の依頼は、こちらの、西側の下屋根の葺き替えです↓
こっちは、傷みが激しいので、新しい瓦にて、葺き替えます。。
使用瓦は、↓
↑一番上の、削ぎ面(面取り)ではなく、下の、切り落としで行きます。
葺き足も、切り込みの深い↓
53判中深(ちゅうぶか)で行きます。。
限りなく、昭和2年の寸法です。。こだわります。。
勝手にやらせて下さいませ!!
。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
震災棟瓦復旧も、そろそろ飽きてきてしまったので・・・おいおい不謹慎だぞ!
お天気都合ですが?今週末には、始めたいと思います。。
・
・
野地の状態、垂木の寸法、スパンを確認して、本日の打ち合わせは
そだ!!今日は、予報通り!午後から
です。しかも、土砂降り。。。。
暇なので、
かっ食らっちゃたので、ひとっ講釈いたします。。
皆さんの地方でも、1間(いっけん)は、6尺ですよね♪
ただ、昭和30年代前半までは、、、
家の方の地方(北関東)の住宅では、1間は、↓
↑6尺2寸が主流でした。
これは、私達の地域では、本間(ほんま)と呼ばれるサイズです。
どおちて?このような寸法になったか?っと言うと、
詳しくは、わからないのですが?どうやら?養蚕に関係があるらしい。。
蚕(かいこ)の棚が、スッポリ入る寸法がどうのこうの・・・・
・
・
まぁ、この年式の屋根を葺き替える時は、要注意です。
今の規格の、コンパネはもちろん野地板も、6尺物では、半端です。。
・
・
関東の本間(ほんま)サイズ。おわかりいただけましたでしょうか??
んで、ついでに、
6尺は、メートル法に直すと、1、8181818・・・・・・・・・・メートル
私が、若いしの頃は、大工ちゃんが、手刻みで、この寸法で刻んでいました
更には、その家専用の尺杖(しゃくづえ)を作ってました○○邸用な~んて
書いてある、長い棒。。1尺2尺3尺・・・・って書いてある奴。。。
しかし、今の時代のプレカットでは、6尺は、1、820メートル。が主流です。
尺・寸・厘でやると、誤差が生じます。。ご注意を・・・
んだけろ、当社は、未だに、尺・寸・厘にこだわっています。。
どおしてか??っと言うと・・・・・・・
ただただ、頭の切り替えが出来ないからです。。
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!