今日は、とーっくに頼まれていた、雨漏り修理、見積もり依頼の現場に
参上して来ましたぁ。
このお宅の本体は、築40数年の平屋(ひらや)に、その後、
2階部分を、増築した構造です。。
このような、増築を、お神楽(おかぐら)と、呼んでいます。
皆さんの地方でも?このように、呼ぶのかなぁ???
それにしても、ここ近年、おかぐら屋根工事やってねーなぁ??
10年位前までは、年間数棟やったのに・・・(ふと、思いました)
何でも、建築基準法で、お神楽禁止とか?
お神楽出来る、大工さんがいないとか?聞いたような??
さ~て、点検、診断・・・・・↓
かなり、ズレちゃってるし、
あっじゃー、穴あいちゃってるし・・・ 漆喰箇所も・・・・・ボロボロ。。。
あっ、そうそう、この赤い瓦は、昭和40年代から、昭和50年前半に
製造された、埼玉県産、赤褐(こうかつ)瓦です。
だるま窯の、いぶし瓦に、対抗して、トンネル窯で出来る、陶器瓦の
はしりです。。
だるま窯の、いぶしの、黒瓦に、対して赤瓦です。。
・
んで、おかぐら部分の2階の屋根にも、登ってみましょう。。
2階の屋根は・・・・↓
これまた、埼玉県産、陶器瓦、ハイシロバー色です。
あっ、間違えました、ハイシルバー色です。。。
赤瓦メーカーが、次なる手段で、製造した、ハイシルバー
かなり、白くなっちゃってるでしょ??
これは、作りさえすれば売れた時代のつけです。。
釉薬(フリット)の開発も、ろくすっぽせずに、三州の釉薬を、
ちょっと、だけ、改造しただけで、塗っちゃたから、こうなったのです。
そうです。釉薬と、土との、馴染みが悪い、ひずみが出て、
ストレスによる、小ヒビなんです。
土が違う、焼成温度が違うのにねぇ?(笑)
よって、埼玉・深谷にも、トンネル窯メーカーが、10社ほど、
存在しましたが?今では、0社です。
思い起こせば、深谷の陶器瓦の歴史は、25年位だったかな?
さ~て、お洒落な屋根さんは、これから、見積もりです。。↓
ど~んな、プランが、お望みかな??((*´∀`))ウキャキャ