SSブログ

手造り、御所型鬼瓦 [作品(瓦のこと)]

今日は、積み替え部分の、大棟を、仕上げまして、

いよいよ、例の、手造り、鬼瓦の取り付けです。。

あまりの、出来の良さに、職長さんが、ブルってしまったので、(笑)

私、お洒落な屋根が、絶妙に、合端(あいば)してあげましたぁ。

画像 002.jpg
このように、4寸5分のベタ巴を、谷立て用に、ぶった切った、
かす(笑)を、あてがいます。。
んで、ほ~ら!↓
画像 001.jpg
↑ピタッ!!
このように、谷立ての場合は、ご覧のように、深く食い込む為、
あらかじめ、シュミレーションしないと、下端(したば)が、
開いちゃいますので、是非御気を付けを・・・・。
んで、ビシッと!谷立て・・・・↓
画像 012.jpg

そちて、2分の目地で、薄熨斗、天神で、素丸共、4段積み

完成!です。。↓

画像 017.jpg
そうそう、私達、桟立て、丸立てが、主流の、関東人。。。
谷立ての場合の、注意点。。。。
勇気を持って、ビシッと!ケラバの、ど真ん中。
谷芯が綺麗です。。。
中途半端は、逆に、見苦しいですのよん!!
ここ重要↓
画像 022.jpg
これが出来れば、おのずと、
谷立て、文化の関西と、桟立て文化の関東の意味がわかります。
谷立て文化の地方は、棟の段数が、偶数段。(丸共)
桟立て文化の地方は、棟の段数が、奇数段。(丸共)
が、多いのも、うなづけます。。(お洒落な屋根推測)
そうです。冠瓦(丸瓦・伏間瓦・)が、大きく納まりますもんね♪((*´∀`))ウキャキャ
んな、講釈は、後にしまして(笑)、本日、下屋根の完成!です。↓
画像 016.jpg
いよいよ、明日からは、上屋(2階)の棟積みです。
もっと、でっかい、御所型鬼瓦が、乗っかります。
乞うご期待です。。((*´∀`))ウキャキャ


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。