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田舎お寺の為 [作品(瓦のこと)]

今日は、昨日の続きの、お寺の大棟を完成!させました。

こ~んな感じに、↓

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じゃんじゃん積みまして、亀かぶせて、完成です↓
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そうそう、ここで、全国の皆さんに、お伝えしなくてはいけません。
私の住んでいる、関東地方では、このような、寄棟のお寺さんも、
多く存在します。そこで、設計士の先生も、これで、OK!っとばかりに、
隅棟5段!大棟11段!などと、うたいます。
(数なら、幼稚園の子でも出来るもんね♪)
大棟が、6尺で、短いので、柄振り台を、前に突き出して大棟を大きく長く
見せて下さいなどと、馬鹿げた事抜かします。(笑)
まっ、すべてを、トータルいたしまして、今回は、柄振り台仕様です。↓
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そこんとこは、ご了承下さいませ。。。
実はよ~!俺はよ~!こ~んな設計なら、いっそうの事、あえて、鳥衾納めか?
鴟尾(しび)なんかが面白いんじゃないかなぁ?って思いますけろ・・・・ねぇ?
まっ、田舎お寺、関東流って事で・・・・ご勘弁いただきます。
実はさ、俺、昔、とある物件で、有名社寺設計事務所の、設計士の先生に・・・・・・・
柄振り台の付く社寺はない!!!っとまで言われました。
そん時は、ふざけるな!こっちは、関東じゃい!って、思いましたけろ・・・・・
いろいろ探索してみると・・・・・奈良、京都には、ない文化なのです。
意地を張っててもしょうがないのです。
んな訳で、関東流(あまり賛成出来ませんが)完成!です。↓
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午後から、かつての瓦葺き名人、井上新太郎先生の、不合理な納まり箇所(笑)
向拝の刀根丸を、↓
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引いてきましたよ~ん!↓
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確かに、先生の言っている事は、ごもっともでございます。
ただ、なにぶん、田舎お寺の為、ご勘弁下さいませ!!!
俺の、先生のお言葉を、理解いたしました結果です。。。。↓
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そうです。ここです。↓
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n(ー_ー?)ン? UP で・・・・・・↓
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↑そうです。雨仕舞い重視で、袖残して、更には、ボンド塗ってます。(笑)
これで、井上先生!!なにとぞ、ご勘弁の程、よろちくお願い申し上げます。
まっ、本日の作業は、ここまでです。↓
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いよいよ、明日は、この、ヘルメット(笑)↓
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↑を、加工して、取り付けて、隅棟の、亀ちゃんを、本伏せして、完成!です。
あっ!そだ!この家紋(桔梗ききょう)を見て、↓
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真言宗智山派だな!って思った貴方は、かなり、おわかりいただけると思います。
よろしくお願いいたします。
何書いているんだか?全然わからなくなっております。んじゃ!


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