行って来ましたぁ。じゃ~ん!↓ あれ??銅板屋根じゃん?俺には、出来ない!帰る!!
まぁまぁ、そんなに怒らなくても・・・こちらをご覧下さいませ、と案内されたのは
こっちだよ~ん!↓
拝殿(はいでん)の裏の本殿(ほんでん)と、幣殿(へいでん)の
瓦葺き替え工事の依頼相談でした。
一般の皆さん。わかりやすく言えば、神社は、
お賽銭あげて、じゃらじゃらって、拝む所が、拝殿(はいでん)。
その奥の建物が、本殿(ほんでん)です。拝殿と、本殿を結ぶ、
渡り廊下みたいな所を幣殿(へいでん)と呼びます。
だから、神社には、本堂(ほんどう)ってのは、ないのよ~ん!
↑ここ、テストに出ますので、φ(.. ) メモメモ (笑)
ただ、ふつうーに、日本瓦で、葺き替えました。な~んていう工事
じゃ。俺は、やんねーど!
はいはい、ごもっとも、ごもっとも、だから、ポイントをご教授願います。
っと、言う事でしたので、ポイントをアドバイス(笑)
この屋根を見て、↓
私だったら・・・・・・・・・・
桟瓦、
切り落とし決定!しかも最低でも、中深、後は、原価計算をして、両2寸、
更には、足詰めをして、4寸足まで、一考。
軒瓦・軒巴、
三つ巴、軒柄は、限りなく近い柄、もしくは、お洒落なやつ(笑)
袖瓦、
復元を目指すなら、セキガイ袖、アレンジするなら、中付け刻み袖、
予算の関係で、中付け袖までは、我慢して、OK!?ですが?
普通袖△、ましてや、紐ケラは、×NG!です。(笑)
棟瓦、
この棟を見て、普通の、厚熨斗・紐丸と勘違いしては、いけません。
薄のし、目地積み、紐シックイ納めです。
その通りに積むもよし、薄紐熨斗の目地積みでもよし。
冠瓦は、角桟紐丸は、妥協出来ない所かな??(笑)
それと、鬼瓦です。一個は、傷みが激しく、、もう一個は、
へんてこな奴に取替えられてましたので、とりあえず、同じ形の
関東に昔からある形状の御所頭、雲足です。しかも、引き足が長い。。
このイメージで、復元したい所ですね♪これを、ふつうーの雲鬼や、
ましてや、カエズ鬼にしては、大NG!です(笑´∀`)ヶラヶラ
んな事より、この鬼瓦の中にある。紋、「違い大根」が、大問題です。
これは、キッチリ復元したいですね♪
何が?大問題か?っというと・・・・・・・話せば長くなりますが?
まぁ、
飲んじゃってるので、ぐだぐだ書いちゃいます。(笑)
お時間のある人、興味のある人だけ、お読み下さいませ。
んとね♪この神社
沿革 「従来は、聖天宮と称されており、本殿には歓喜天の
木像が安置されている。」とあります。
聖天宮・歓喜天と言えば、我々、地元では、妻沼の
聖天様を
思い浮かべますよね?妻沼聖天山歓喜院。縁結びの神様です。
そこで、妻沼の聖天様について、ひとっ講釈(笑)
今では、妻沼聖天山歓喜院と、お寺ですが?・・・・・・
その昔は、神社でした。現に、今、修復中の、建物は、
本堂ではなく、本殿です。。。。
まっ、歴史があるのよ!。
この姿と、大根を、だぶらせている っと言う説がありますw。
まぁ、この有名な、妻沼の聖天様系列の神社では、「違い大根」
かなり多く使われています。
これは、私の施工ではありませんが?お洒落な屋根監修です↓
キチッっと、「違い大根」入れさせましたよ~ん!
そだ!ここまで、お付き合い頂いたのですから・・・・・・・・
特別大サービスで、・・・・・
歓喜天様です。じゃ~ん↓
こ~んな意味合いも含めまして・・・・おいおい、(どんな意味??)
絶~対に、大根紋は、復元しなければ、いけません!!
これが、一番重要な事です。(笑)大根、大根っと!((*´∀`))ウキャキャ