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大棟開始。 [作品(瓦のこと)]

今日から、大棟開始です。


まず、このように、魚釣りから始めます。


ほ~ら釣れたよ~っ!





毎度馬鹿げた事やってますw。(笑´∀`)ヶラヶラ

この魚を、このように取り付けます。




さ~て、これからが、ポイントです。

冗談は抜きにして、真面目にいきます。

 

本日は、大棟の上手な積み方について、ひとっ講釈いたします。

 

まず、ここのお宅のように

 

 

 




軒反りのある、民家の場合、大棟を、直線で、積んでしまうと・・・・

そうです。人間の目は、だらしないのです。

情けないですが?直線なのに、むくって見えてしまうのです。

そこを・・・・どのようにクリアするか?が、本日の授業の内容です。

 

飲んじゃったので、いつも、私のブログをご覧下さっている、

同業者の皆様の為に、ほんとは、なんだけろ、特別に、

大公開しちゃいます。

 

教科書にも、ガイドラインにも、載っていない、工法なので、

素直に聞ける、貴方だけに、お教えいたします。

素直な君、メモのご用意を・・・・・

 

直線は直線なんだから、直線で、OK!と思っている人は、以下の

講義は、受けなくてそれこそOK!ですw。(笑)

 

ボールチェーンか?太糸で、何らかの努力をしている人だけの講義です。

 

ズバリ私の工法は、これです

 

 




ご覧のように、棟をはらますんです。

はらます??はい、真ん中を、引っ張るんです。

引っ張る??

 

写真ではわかりにくいかなぁ?

いざと言う時、説明が下手くそですが??

まあ、こ~んな感じに、片付け紐のしを積むんです




この絶妙のカーブおわかり頂けますか?

はい、大棟を、鯨のおなかのように、軍艦のように、積むんです。

 




よ~くご覧頂けは、青線のようになってるでしょ

 

そして、のし勾配を、真ん中の勾配をのろく、隅棟際の勾配を強く

するのです。

そして、最終的には、真ん中の南蛮の空き代が、同じになります。

 

この、手法は、地反りのない、社寺にも、有効です。

 

講釈をしながら、ヨッパになっちゃったので、

わからない事は、コメント下されば、正気の時にお答えいたします。

(たぶん?)です。はい。(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!


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