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庫裏修理 [作品(瓦のこと)]

今日は、お寺の庫裏の屋根修理でした。




ここの箇所です。この庫裏は、私の仕事ではありませんが?

私に修理の依頼がありました。

ちなみに、この塀は、私の作品です。

こ~んな塀です。










写真なんか撮ってねーで早くやれ!!

はいはい、っと言う事でここの箇所の修理です。




早速はしごを掛けて、作業開始です。とりあえず現場を見てみましょう




ここです。




あっちゃ~ぁ




早速ばらして、積み直しです。







ここの箇所(棟違い)は、よく、雪などでやられちゃうんだよな~ぁ?

でも?ここ数年、積もるような雪ふってないなぁ?

きっと、、ここの、パティオみたいなのが




原因で、変な予期せぬ風がおきちゃうのかなぁ?

それとも、すぐ裏の客殿の影響で、ビル風のような物がおきちゃうのかなぁ?などと考えながら、作業を進めていました。

そうそう、この客殿の屋根も、私の十数年前の作品です。




屋根の上から




蓑甲勾配が強くてまいったなぁ~とか、




 




ここのエブリがしんどかったな~ぁ?っとか?

 銅板の箇所が、そろそろやばそうだな?などと、思い出にふけると、

同時に、あたりをきょろきょろ見回していました。(笑)

↑そんな事してないで、早くやれっ!!!

 

 

すると・・・・その時です。こ~んな所を発見しました。







ありゃりゃ?何かおかしいぞ!!

裏側の雪止め瓦が、妙な形に、全部ずれていました。

ほんと、全然気付きませんでした。

やっぱり、きょろきょろするべきです。←自分を正当化するお洒落な屋根(笑)

さて、これは、一大事です。簡単に考えていた私は、早速、住職さんに

相談しに屋根の上から降りました。

私の診断は、竜巻の時だな?っと直感いたしました。

だって、野地の瓦桟も、ちょっと変なんです。

竜巻被害修理を、数回経験している、私、屋根診断技士の診断です

↑なに言ってるんだよ?気が付かなかったくせにぃ!(笑)

 

さてさて、この雪止め瓦と、野地の瓦桟の修理では、いくら人のいい

私、お洒落な屋根さんでも、簡単にっと言う訳にはいきません!

早速、農協に電話して、保険を使う手続きをしてあげました。

農協さんが、写真を撮りに来ました。

まだ、若い、お兄ちゃんと、お姉ちゃんでした。

私が、屋根に上がれ!っと言ったら、勘弁して下さいだってさ(笑)

でも、写真を撮らないとしょうがないので、何とか見える、裏のお墓の方

に案内してあげました。現状説明と、日本瓦とは、を、ひとっ講釈してあげました~ぁ。(笑)

↑迷惑だったかな?

でも、お二人さん、真剣に聞いていましたよ~ん。日本瓦の未来は、

まだまだ明るいかも??ニャハハ (*^▽^*)

 

本日は、とりあえず、棟の復旧と、応急処置で仕舞いになりました。

後日、日を改めて、出直しです。

でも、よかったなぁ早く気付いて、雨漏りしてからじゃ遅いもんね

やっぱ、仏様っているんだなぁ?っと思いました。

 

 





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