三州研修旅行後記 [作品(瓦のこと)]
今日は、この間の屋根修理を、完成!させて来ました。(写真なし)
ちょっち、早仕舞いなので、先日、三州研修旅行の時!私、お洒落な屋根が、どのような事を、各メーカーさんに、提案したか?相談されたか?
はたまた、ど~んな発見!があったか?をちらっと書きたいと思います。
日本全国の、屋根屋さん、瓦製造メーカーさん必見です。
まずはじめに創嘉瓦工業㈱さんへのお願いです。
袖瓦の釘穴についてです。このメーカーさんの、袖瓦、釘穴が3つあいています。
この、②の穴が、外側に向いちゃってますw。何とか?なりませんかぁ?
何処かの誰かが、外に向けて欲しいと要求しているのなら、訳を聞きたいし、単なる調整違いなら、直して欲しいですw。っと言いました。
実際、ちょうど袖瓦をプレスしている所を見てみると、②の針が微妙に
外向いてました。社長さん「早速確認して、対処しようと思います。」だって
めでたし、めでたし(v^ー°) ヤッタネ
その後の馬力のある社長さんのお話
「私共の製品は、全国の皆さんにかわいがって頂ける瓦でありたい、
あったら便利な物、また逆に、あっても邪魔にならない物の改造なら
進んで、取り組んで行きたい。よって3つ穴なんです。」
だから軒瓦もほ~らね♪
日本全国、何処でも屋根屋さんは、わがままなんですね♪(笑)
次にカネリ製瓦㈱さんからの相談です。
この「くし面戸・隅面戸」の正確な寸法を教えて欲しいっとの事
ちょっと、私に聞かれると、マニアックな製品になっちゃう恐れがあるので
後で、原寸図を書いてあげますよ!って言って、その場を逃げて来ました
。゜( ゜^∀^゜)゜。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
次にエビス瓦工業㈱さんへのお願いです。
それは、棟瓦の
ここのビス穴の大きさと、ここの部分にも釉薬が塗れないか?です
確かに、穴を大きくして、もし?貫通してしまっては、釉薬が流れ込んで
それこそ、ドリルの刃も利かなくなっちゃいます。尻部分に釉薬を、塗ると
窯に積むとき、貼り付く恐れがあります。でも?、でも?何とかして欲しいんです。この部分の赤いチラッ!が、気になるんです。っと、お願い
して、みましたら・・・・・工場長さんが、今の技術なら、可能です。
出来る限り、限界まで挑戦!して見ようと思います。だってさ!
これまた、めでたし、めでたしだよ~ん!\(^ ^)/ バンザーイ !
全国の陶器瓦メーカーさんも、是非限界への挑戦!やってみてくだしゃいね♪(昔っから、こうだから、これでいいのだ!)と思っているメーカーさんは、どうぞ、ご勝手に・・・・(笑)
そだ!組合員の中に、調子付いて、こ~んな事言った奴がいました
ここのビス穴が、俺の寸法に合わないので、もっと上にしてくれ!
副組合長の私が、それは、貴方の瓦座の寸法を変えなさい!って、
却下しました~ぁ(笑´∀`)ヶラヶラ
さて、最後は、㈱鶴弥さんでの発見!です。
鶴弥の平板瓦を施工した事のある屋根屋さんなら、ここの所が
サンダーで擦ったようになっているのをご存知でしょう?
私、以前から?何の為に・・?こうなっているのか?不思議で不思議で
謎が、解明いたしました。実はこのような白地の状態で
ここの所を、真っ平らに、削ります。この装置は、企業秘密撮影禁止
でした。
こうする事により、瓦が、一人で、立つんです。ほ~ら
この状態で、焼かれます。知らなかったなぁ!たまげた。
さて、大変勉強になりました。各メーカーさんありがとうございました。
そうそう、日本全国、施工方法も違いますので、改造・改善には、くれぐれも、お気を付け下さいね♪世の中には、もっともらしい嘘を付く、↑の組合員みたいに自分勝手な屋根屋さんも多いですからね。(笑)
この私の言う事だって、もしかしたら・・・・。
゜( ゜^∀^゜)゜。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \