SSブログ

ガルバにいぶし瓦の棟 [作品(瓦のこと)]

今日も、しかも、どしゃ降りお仕事はできません。


 


用足しのついでに、去年私が施工した屋根の写真を撮ってきました。


 


板金屋根(ガルバリュウム鋼板)の棟だけ、いぶし瓦を積んだ屋根です。


♪ピンポ~ン、お世話になった、山田瓦店ですが・・・・


あらま、瓦屋さん、どうなさったの?お久しぶり、


はい、雨の降りが、激しいので、雨漏りがしていないかと思いまして、


点検に参りました~ぁ!。((*´∀`))ウキャキャ


 


何冗談を言ってるの、家の屋根は、な~んともありませんよ、


主人なんか、大のお気に入りよ、山田さんに頼んでよかったよかった


と、屋根を見るたびに言っているわよ。


ところで、今日は何のご用??


実は、ブログに載せたいので屋根の写真を撮らしてもらおうと思いまして・


どうぞどうぞと言う事で、雨の中わかりづらい写真を撮ってきました


 


 


 


 





こ~んなかんじです。    こっちからも







そして、壁際の葺き止めも




鬼瓦は、マサヨシ製の、(つる葉カエズ)です。




超ピンボケ(笑)

上屋は、棟模様に、2寸の連続菊が入っています。

実は、下屋の屋根2寸勾配です。(勾配がのろい)

旦那様、お家が建つ寸前まで、下の屋根にも、瓦が上がるものだと

思っていたらしく・・・ちょっとご立腹、監督さんに私が呼ばれて、

一緒にご説明、監督さんの考えは、瓦だと、ここの2つの窓が




なくなるか、とても小さくなるので、あえて、ガルバ(金属)にしました。

その事は、設計段階で、打ち合わせ済みのはずです。

私も、もらった図面には、確かに下屋根、2寸勾配(ガルバ)って

書いてあったので、瓦は、上屋だけしか見積もってありません。

 

ここが、我々プロと、素人さんの違いです。プロの当たり前が、素人さんには、当たり前ではないのです。

監督さん、今なら間に合うので、窓を犠牲にしてでも瓦にしましょうか?

それでも、旦那さんはご不満顔!

そこで、私に相談です。

 

私が、それでは、棟だけ、瓦にしましょう。壁際も瓦でアクセントを付けましょう。それには、安っぽい鬼瓦じゃ、だめです。

旦那様の気に入った鬼瓦を、のせましょう!と提案いたしました。

鬼瓦を、カタログであれこれ選んでいるうちに、

な~んとなく、素人さんでもイメージがわいてきたご様子。

不満顔もちょっとゆるんできました。でも今度は、不安顔

そこで、私が、後は私に任せて下さい!絶対に後悔はさせません!

と、でかい事言っちゃったよ~っ!(笑)

監督さんも、それでお願いしますとの事。

そんなこんなで、無事工事終了

 

旦那様ご満悦!めでたしめでたし!

 

ガルバに、いぶし瓦って、ちょっとお洒落でしょ

 

でもさ、思ったんだけろ、自信を持った作品を残しておくと、

堂々と♪ピンポ~ンって出来るよね ニコ(*^_^*)ニコ


コメント(6) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。