究極の選択 [作品(瓦のこと)]
今日も、葺き替えの現場でした。瓦を積んでいざ出発!
現場に行ってみると、大工さんが、屋根がまがっています。
どのように瓦桟を打ちますか???っと待っていました~ぁ!
5分位ならOKだよ~っ!と言ったら・・・・
瓦屋さん!3寸(9cm)違います。と言いました。
どれどれ?やばいな??
それにしても?何で?こんなに違うの??
私は原因を追求しました。
な~るほど、これで(゚ー゚)ナットク!
昔の大工さんが、道路との境界の関係で、出鼻を調整した!っと
即座に判断した私、お洒落な屋根さんは・・・・・・・・・
究極の選択をせまられました。
本来ですと、壁際から瓦桟を打って、軒先で、カットするのが理想ですが?
ここの現場、こんなに通りの激しい交差点の角なんですw
ここで、こぐちのカットの線を出すのは、野暮と感じた私は・・・・
瓦を、斜めに葺く!と言う選択をしました。
大工さんに指示して、このように、瓦桟を打ってもらいました。
見て見て、ほ~ら
ここと、ここの幅に注目!これで、違和感なく、綺麗に納めるのが、
私たち屋根屋さんのです。
あ~?和型なら簡単だけろ、モニエースで出来るかな???(笑)
そうそう、この場合、右倒れの線になる為、瓦桟は、若干甘くするのが、
ポイントです。
2007-09-19 19:24
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