日本瓦56(ごんろく)判 [作品(瓦のこと)]
今日から、鈴木正一瓦工場さんのお手伝いです。
面白そうだから、率先して、お手伝いです。(笑)←n(ー_ー?)ン? 何が?
あのね♪この現場、使用瓦が、面白いんです。
通常、日本瓦と言えば、私たち関東地方は、JIS規格53Aという寸法
の瓦を使用しています。
ところが?今回使用の瓦は、同じいぶし瓦、JIS規格でも、
56判(ごんろくばん)ってやつを使用します。
そもそも、53とか?56とか?は、坪あたりの必要枚数の事を言います
そうそう、平板瓦は、○○40とか言いますでしょ?坪40枚ですよね♪
まぁ、めんどくさくなっちゃったので、写真でご覧下さい
よ~くご覧下さい、左の53判より、右の56判の方が、働き幅、
働き長さ(縦横)共、小さいのがお分かり頂けますか?
そうです。縦横、約1センチ小さいのです。
関東地方でも、今から約50年前では、この56判なるものが主流の
時代もありましたが??・・・・
まぁ、講釈をすると長くなりますので・・・(笑)
とりあえず、現場は、
線路際のこのお宅の屋根葺き替え工事です。
クレーン車で、瓦を降ろし、野地板の張替えです。
このように、
大工ちゃんに、棟木調整、母屋調整、垂木調整、をしてもらって、
野地板を張りました。
瓦桟が、あと少し、明日は、この瓦桟を仕上げて、
いよいよ、瓦工事に取り掛かります。
この、縦横1センチ小さい56判(ごんろくばん)この、1センチの差が、
皆様に、おわかりいただけるでしょうか???乞うご期待!
テーマは、「雅」です。
この屋根で、53判と、比較して・・・・・
横 3通り多い!
登り 1枚多い!んです。さて?明日からの作業日報、お楽しみに(笑)