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蔵、復元の復元④ 平葺き終了! [作品(瓦のこと)]

本日、平葺きが完成しました。


 





 

後は、棟取りです。ここまでの道中を、説明します。

 

瓦は、焼き物のため、いくら、製造機械、技術が発達したとはいえ

多少のねじれが生じます。

 




この若干の隙間を、違和感なく修正するのが私達屋根瓦職人の腕です

 




ちょっと、ひと手間かけてやると

 




このように仕上がります。

建物が古いために野地を直しても多少の野地むら(凸凹)があります。

これを修正するために今回は、




         (なんばんしっくい)

          南蛮漆喰葺きとしました。さらに釘打ち

 

続いて、風切丸(かざきりまる)の施工です。

 

 

 







 

この2本引いてある瓦を、風切丸(かざきりまる)といいます。

 

南蛮漆喰と、ホルマル銅線で、バッチリ取り付けました。

 

後は、棟取りです。棟瓦に、銅線を通して、準備OKです。

 





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