蔵、復元の復元④ 平葺き終了! [作品(瓦のこと)]
本日、平葺きが完成しました。
後は、棟取りです。ここまでの道中を、説明します。
瓦は、焼き物のため、いくら、製造機械、技術が発達したとはいえ
多少のねじれが生じます。
この若干の隙間を、違和感なく修正するのが私達屋根瓦職人の腕です
ちょっと、ひと手間かけてやると
このように仕上がります。
建物が古いために野地を直しても多少の野地むら(凸凹)があります。
これを修正するために今回は、
(なんばんしっくい)
南蛮漆喰葺きとしました。さらに釘打ち
続いて、風切丸(かざきりまる)の施工です。
この2本引いてある瓦を、風切丸(かざきりまる)といいます。
南蛮漆喰と、ホルマル銅線で、バッチリ取り付けました。
後は、棟取りです。棟瓦に、銅線を通して、準備OKです。
2006-11-15 18:52
コメント(4)