塀瓦工事 [作品(瓦のこと)]
今日も引き続き、塀瓦工事です。
こんな下地で工事中
この現場、元受の瓦屋さんの、打ち合わせミスにより・・・・
ここの出寸法がちょっと出過ぎるとお施主さんから言われたそうです。
私も、この出なら問題はないと言ったのですが・・・・?
この瓦屋の社長さん、申し訳ないが、私も半分手伝うからここを2cmカットしてくれ、と頼んできました
私は、社長!半分手伝ってもらえるんですよね?っと言ったら、
もちろん!!というお返事、
んじゃ~社長、ここの墨でカットして下さい、そして穴を・・・
社長→何でこの線でいいの??
私 →大丈夫だからお願いします。
こんなカットのしかたです
社長さんに、どうせ切るなら私達の分まで切ってもらっちゃいました
(応用問題、700枚の唐草、半分の350枚カットですませる裏技)
社長→勾配が変わってしまうのでは・・?
私→真ん中の木が芯に打ってあるから出寸法が同じなら勾配は同じ!
唐草にあたる所は、材木の角でしょっ!そして芯より出たぶんは、私が金づちで、こ~ん!と、ひとはたき!
社長→でも??
私→ほ~らね!同じでしょ!
こんな感じで工事中
この現場の職長さんです
早くして下さい、棟を取り始めますよ~っ
ちなみに私は、屋根屋さんなので塀の上から工事をしてました。
だって、足場の高さが中途半端なんだもん(笑)
いよいよ、棟取りです。
厚のしと、なんばんに、いいか!絶対に下がるんじゃね~ぞ!
と、よく言い聞かせて工事中
あっ、間違えました、絶対に下がらないでね♪でした。
↑今さら、遅いぞ!(笑)