土蔵復元工事 [作品(瓦のこと)]
私の今日の仕事は、数日前より工事をしておりました土蔵の復元工事です。
この蔵(くら)は、明治時代の蔵です。北側の壁が落ちてしまいました。
落ちた壁を、(有)深谷配合粘土工業が、新発売!!のペタロー(白)と、
水シャット(白)で従業員の皆さんで試験的に補修しています。
この度屋根もいたんでいるという事なので当社に屋根葺き替えの以来がありました。私が診断いたしました所・・当社の決断!!
①明治時代の瓦を生かそう
②文化財的な価値をこわすな
③極力、忠実に復元する。
と言う事で・・下屋の屋根の瓦を降ろして使える瓦を上屋に補修用として使う
そして、下屋を、新しい瓦を使う。その瓦もかぎりなく昔の面影を残す選択をする。
という決断をいたしました。そういたしましたところ、お施主様も、(有)深谷配合粘土社長も是非それでお願い致しますとのこと・・!上屋の補修を3日かけて復元を完成させ今日は下屋の復元工事です。
京花唐草使用、切り落とし桟瓦、6寸足、風切丸2本引き、葺き止め超天神のし
の予定です。明後日完成予定です。明後日、我々の業界紙である
日本屋根経済新聞社http://www.yanet.co.jp/が取材に来るそうです。
屋根の完成写真です
瓦はこんな感じに仕上がりました!
後は壁を仕上げて完成です!
2006-08-22 18:06
コメント(12)