どんなもんだい!(笑) [作品(瓦のこと)]
さて、昨日の続きの裏門の瓦工事です。
こいつを積みます
♪厚のしのようで、厚のしじゃない!♪ペンペン♪
♪糸のしのようで、糸のしじゃない!♪ペンペン♪
そ・れ・は・何?か・とたずねたら???
青海のし、青海のし、青海のし(笑)
正解は、青海(せいかい)のしでした~ぁ!(笑)
さて、馬鹿げたお話は、この位にいたしまして、こいつを、
このように積んでいきます
そんで、こうなります
あれ?反対じゃないの??ほら?
UPで
明らかに反対でしょ?間違いでしょ?へたくそでしょ?
な~んて、
実は!この上に、甍(いらか)っていうのが付くんだよ~ん!
このような、軒先に使用する瓦が入ります。
通常の②の万十軒に対し、今回は、①の瓦を取り付けます。
玉が、平らでしょ?この瓦は、ベタ万十またの名を石持(こくもち)と
呼んでいます。
さーて、付いたよ~ん!
ほ~れ「どんなもんだい!」へへへっ(笑)
綺麗な柄でしょ?
でも?私達も、勝手に積んでいるんじゃないのよん!
実はこのお宅の、長屋門築百年です。
ここに、原型があります。ほ~ら
今回、この長屋門の気の利いた子分に出仕上げようと言う計画です
百年前の、屋根屋さんに、挑戦!です。いざ、勝負!(笑)
2008-11-05 18:55
コメント(6)
へっへっへ~♪
職人技だのなんだかんだ、言いましても。。。
うちの先祖の気合の入った仕事に到達するのが。。。。まだまだ及ばないということが、良くわかります。
ちなみに、うちの先祖の仕事は ガイドライン工法じゃないので。
100年位しか持ちませんね。。。(爆笑)
by 鈴木瓦@鬼教官 (2008-11-05 19:15)
よかった~、百年前にガイドラインがなくって(笑)
だからこそ古い屋根は個性・赴き・風情・情緒・・・があるんですよね♪
by 瓦人 (2008-11-05 23:11)
鈴木瓦さん>昔の、大先輩の技術、見習う事多いよね♪しかし、今は、利益追求の為
今の時代には合わないとか?これでは、重いとか?ほざく輩が多い
ですよね♪目の利かない、仕事も出来ない奴は、能書きをこくな!って
めんとむかって言ってやろ~ぜぃ!(笑)
by お洒落な屋根 (2008-11-06 07:13)
瓦人さん>屋根=商品と考えるか?屋根=作品と考えるか?の違いですね♪
生き方が、不器用な私は、意地でも、作品作りをやって行こうと思います。
百年後の未来に向けて・・・・・・・
(●>∀<●)ノケッケケケ ププププぅぁはははははっは
by お洒落な屋根 (2008-11-06 07:27)
青海のし初めてみました。
このような棟は、どうなっているのかと
ずっと疑問でした。
古い家でたまに見ますが
最近でもよくふかれるものなのですか?
とてもカッコいいですね♪
by 紐のし屋 (2008-11-08 00:44)
紐のし屋さん>こっちの方でも、めっきり少なくなっちゃいましたよん!だって?
ガイドライン違反ですから。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。ギャハハ!
な~んて、冗談は、おいといて、簡単施工に走っているこの現実、
なんだかつまらないよね♪
そうそう、この、「青海のし」三州製です。関東地方では、厚のしを、
窯の積み方を変えて、こばに、あいじろが付かないように焼いて、
代用してましたのよん!(^-^)ニコッ!
by お洒落な屋根 (2008-11-08 06:39)