小江戸川越 [作品(瓦のこと)]
倅が、用足しをしている間に、一人、蔵造りの町並みを散策して来ました。
こんな蔵や
こーんな蔵も
そして約400年前から、時を知らせてきた川越のシンボル
「時の鐘」
などを、短い時間の中で見てきました。
私は、瓦職人ですので、つい、専門的に瓦を見てしまいます。
昔のままの建物を維持していくのは大変だなーぁと思いました。
私、お洒落な屋根が見たここの町並みの屋根瓦の特徴
これが、原形ではないのかな?と、私なりに、分析しました。
その後瓦の製造技術が進み、紐のし、紐丸、影盛り鬼瓦、刻み袖瓦など、
漆喰を塗らなくてもこの感じが出せるようになったのではないでしょうか。
現に、切り落とし桟瓦、影盛り鬼瓦、刻み袖、紐丸で、風切り丸2本引き、紐のしで目地積み、の蔵がいくつかありました。ここまではok!かな?むしろ瓦屋の意気込みを感じます。
写真は載せられませんが、いくら日本瓦でも削ぎ面53Aで施工してある建物もちらほら、ご丁寧に七分桟なんか使っている屋根もありました。
中には、陶器瓦のシル○ーや、銀○で葺いてある建物もありました。
↑これらは、ちょっといただけないかな?残念~!
今まで数百年きちっと維持してきた人には、頭が下がります。
これからも、日本の文化を守って行ってほしいです。
ただ車の通りが・・激しいのが心配ですw。車の通りが激しいと建物が常に振動でゆれます。よって建物の傷みが早くおこります。
川越についてもっと詳しくは こちら をクリックしてください
とてつもなくデカイ鬼瓦ですね。目を奪われます!
一度、自分の目で直に見たい屋根ですね。
by 鬼雅 (2007-03-13 21:42)
さつま芋、喜多院が抜けてまっせ。(^^)
by 狭山茶男 (2007-03-14 03:06)
鬼雅さん>鬼瓦自体はそんなに大きくはないのですが、漆喰で大きくしてあります。
昔の左官の技術はすごかったですね♪私の写真が下手なので(笑)
川越についてもっと詳しくを追加しておきました。是非御覧下さいませ。
by お洒落な屋根 (2007-03-14 06:16)
狭山茶男さん>時間がなかったので喜多院までは行けませんでした~。
あと、芋ようかんも、芋せんべいも買ってきませんでした~。
by お洒落な屋根 (2007-03-14 06:21)
芋ようかんと 芋せんべい 食べたい ・・!
by LaLaLa♪ (2007-03-14 15:24)
LaLaLa♪さん>今度、いいだしっぺの狭山茶男さんに買ってきて頂きましょうキャハ♪
by お洒落な屋根 (2007-03-14 18:27)
わーい♪
by LaLaLa♪ (2007-03-14 18:47)
え~~~、解らないです! 陸棟の両端にある、あのデカイ塊は瓦では無いって事?
大沢家住宅の画像に写ってある、超巨大影盛も漆喰って事か~
それこそ、直に見たい…
by 鬼雅 (2007-03-14 19:13)
あー!コマも川越にいたとき見に行ったよーー!なつかちぃー!
by コマ (2007-03-14 22:34)
鬼雅さん>そうなんです漆喰なんですw。やっぱこれって江戸の文化なのかな~?
by お洒落な屋根 (2007-03-15 17:44)
コマちゃん>埼玉出張の時ですか~、コマちゃんの目には、どう映りましたかね(=^_^=)
by お洒落な屋根 (2007-03-15 17:49)
お疲れ様です!いつも、お世話になってます!太陽百年のハチヤです。
お言葉に甘え、コメントさせていただきます!!
初のコメントに、ちょっと緊張・・・
お洒落な屋根 山田瓦店さんのブログは、瓦に関してタメになるし、ユーモアのあるブログなので楽しく読ませていただいています!
このように、楽しいブログなら訪問する人がいっぱい居るのも納得です!!
俺も、このブログのリピーターですし(^o^;)
では、これからも仕事にブログに頑張ってください!
でわでわ、失礼します!!
by ハチ (2007-03-16 20:07)
ハチさん>コメントありが㌧(^ω^)これからもσ(@゚ー゚@)ヨロシクネ♪
あ、そうそう明日から太陽百年の現場に入りますよ~(^_^)
今回の切妻屋根はこの川越の蔵風お洒落バージョンの予定です。
皆がぶったまげる屋根になるので、乞うご期待!!(笑)
by お洒落な屋根 (2007-03-16 21:07)