蔵、復元の復元① スタート

私の今日からの仕事です。

 

 

　

　　　　　　　　　　この建物の屋根葺き替え工事です。

 

 

 

まず数日前に足場を組みました

 

 

 

そして、今日、瓦を降ろしました

この物件は、明治時代の土蔵を、昭和２５年に使える材料は使って、

縮小して建て替えした、建物だそうです。

今年の夏、私、お洒落な屋根　山田瓦店に相談がありました。

 

 

 

　　　　このような部分がいたんでいます。

 

 

歴史ある、建物なので、何とか維持したいと旦那様の考えです。

私の技術で何とか補修してあげようと、

屋根に上って診断して見ると、裏山の竹が，悪い事をして、相当いたんでいる。部分補修では無理と判断した私は、「瓦葺き替え」を提案いたしました。限りなく昔の面影を残し、歴史を大事にする。という条件で今回の工事が始まりました。

 

 

 

 

こんな大きなケヤキの棟木！

 

 

そして、昔の柱を製材した、野地板！

 

 

 

これも歴史だと判断した私は、これを残そうと、この上に野地板を

張る事にしました。

明日は、瓦桟を打って、いよいよ瓦が上がります。

 

私の復元！！こう、ご期待！

 

コメント 10

裏話。。。書きます。。。
by 落語と伊福部fan (2006-11-08 19:44) 

この手は、コンパネより野地板の方が歴史浪漫ですね。
by 浦和君 (2006-11-08 22:56) 

ケヤキの棟木なんて今では使いたくても手に入りませんよねぇ・・・。
貴重ですよね。
歴史を残しつつ・・・。完成が楽しみです！！
by きょっち-☆ (2006-11-09 00:08) 

伊福部さん＞ご苦労様でした。フォークリフトがいこんだ事や、水道官を破裂させた事、などは（￣ｂ￣）シーーッ!!黙っていて下さい(笑）
by お洒落な屋根 (2006-11-09 06:33) 

浦和君＞今回は、このホゾ穴付き野地板が残したかったので、いたんだ部分だけを新しい杉板に取替えて、その上に補強の為の合板を、前面上張りしました。
こうする事により、屋根のゆがみが抑えられると考えたからです。
こちらの方に来たら、寄って下さいね♪
by お洒落な屋根 (2006-11-09 06:50) 

きょっち-☆さん＞そうですね♪。このケヤキの棟木は、昔はもっと長く、
昭和２５年に縮小した時にこの長さに切ったそうです。その残りのケヤキでこのお宅
の仏壇は、出来ています。工事の進行状況を、掲載していこうと思います。
是非、見てくださいね～(^^♪
by お洒落な屋根 (2006-11-09 07:04) 

うーーん。筆が滑ってしまうかも。。。
by 落語と伊福部fan (2006-11-10 18:31) 

伊福部君＞　なに？（*･＿･*）フォークリフトが滑る？
あなたの口は滑りすぎですぞ、(笑´∀｀)ヶﾗヶﾗ
by お洒落な屋根 (2006-11-10 19:21) 

このほぞ穴のある板は今野地板として使われてますが　その昔は　お蚕様の上ぞくに使った蚕棚と見たのじゃ　御蚕様が桑の葉を食べ　さなぎになるとき糸を吐き繭を作るのじゃ　桑の葉を食べるところから繭を作るところへ写してやるのじゃ　それを蚕上げ　上ぞくというのじゃ　その場所をまぶしと言うのじゃ　今は御蚕様を飼っているいる農家もほとんど見られなくなったが昔はほとんどの農家で飼っていたのじゃ
今あるとすれば　回転まぶしと言って碁盤の目のような紙製のまぶしだと思うが（まぶしとはいわば蚕が繭を作る寝床のような物じゃ）　そのまぶしの一昔前のなんと言ったっけ蚕棚　わらで編んだまぶしを乗せる棚を組み立て式に作ったのじゃ　深谷地方の盆棚みたいにな　その棚に指す平たい受けを竹かごあるいはいたかごと言ったのじゃ
そのかごを６尺で作ったため深谷地方あるいは御蚕様を飼っていた地方では内々６尺にするため本間という芯芯６尺２寸で１間の間が生まれたのじゃ
話を戻すが　蚕棚の建て事板をが技術革新で回転まぶしが出来たためいらなくなったため野地板として流用された物と見たのじゃ
グランパもご幼少の頃まぶし編み　縄ない　さんだわら作り　むしろ編みなど（すべて死語）させられた物じゃが　．．．
じゃ眠たくなってきた　またね
by グランパ (2006-11-10 21:08) 

グランパさん＞うんちく、。" ﾟ☆,｡･:*:･ﾟ★o(´▽｀*)/♪Thanks♪＼(*´▽｀)oﾟ★,｡･:*:･☆ﾟ"
また、m(_ _)mよろしく～♪
by お洒落な屋根 (2006-11-11 19:49)