たかが万十されど万十

さて、ましたので、本日は、瓦桟木の取り付けからです。

んで、地割り（じわり）をして、軒瓦を取り付けましたぁ！

今回使用の軒瓦は、部分葺き替えの為、他に合わせて、

オーソドックスな、万十唐草（まんじゅうからくさ）です。

じゃ～ん！↓

↑この、一見何の変哲もない、万十唐草（まんじゅうからくさ）に見えますが？？

ここが、違います。。↓

↑玉っころが、きゅい～ん！ってなっています。。

もっこりも、ころころしていて、くっきり、てかてかしています。

量産体制で、金型から、抜きやすいように、のっぺらした万十とは、

違います。。

昔の、かきやぶりで、手付けした頃に、近い形状です。。

（たかが万十、されど万十です）←わかる人だけ、わかるお話・・・・・(笑)

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んで、袖瓦（そでかわら)も取り付けまちた。

あっ、そうそう、このトンボ穴↓

↑面白い所に、１個穴・・・・・釘でも？打つのかなぁ？？

私達の地方では、袖瓦は、出を出すので、

この穴では、無理。。。。

ドリルで、ガーって穴あけて↓

↑ホルマル銅線にて、トンボどめ。。。

唐草も、こ～んな感じに、↓

↑桟木打ちを間違えたのか？？

いえいえ、桟瓦を、中深を使うので、軒瓦の、間延びを嫌って、

一仕事。一仕事っと。。(笑)

明日は、いよいよ、桟瓦をあげて、平葺きです。。

コメント 4

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一手間、一仕事の大切さ・・・これを惜しむと、アルチザンでなくなりますよね^^
ケラバは、例えば四国ではベタ付けします。
穴の位置も各地からの声で右往左往のようです^^;
お洒落な屋根さんによる窯元研修会・・・あれば面白いけどな〜♪
きっとイイ未来に繋がると思います・・・瓦の未来にネ☆
by 瓦人 (2011-06-03 23:03) 

ゆーちゃん、あれかな？ 玉の径は、何寸かな～？ 二寸八分かな～？
by まさゆき (2011-06-03 23:20) 

瓦人さん＞はい、ザ・職人ですから・・・(笑)
　　　　　　　そうなんですよねぇ。袖瓦も、関東でも、東京・埼玉県南は、ベタ付けです。
　　　　　　　引き付けとか、かじりなんて、呼んでいます。
　　　　　　　ま、それぞれの地域の葺き方、例えば差し葺きだったり、かぶせ葺きだったり
　　　　　　　によっても、穴の位置は違ってきますもんね♪　むじゅかちい問題です(笑)
　　　　　　　あっ！お洒落な屋根って奴が、講師を勤めると、一般の方には、
　　　　　　　売れない瓦が、多発しそうです。。(爆）
　　　　　　　　　　　　　　　　　
by お洒落な屋根 (2011-06-04 06:17) 

まさゆきさん＞いたね♪いたね♪そういう人。。。(笑)
by お洒落な屋根 (2011-06-04 06:19)