さくい

今日から、落雷の、お寺さんの、復旧工事に入りましたぁ。

雷神様のメカニズムを研究しながら、着工です。

大棟の鬼瓦に直撃・・・・

その証拠に、銅線の鬼吊りが・・・・・↓

縛ったままの状態で、ぶち割れたと、推測されます。。。。

その後、俺、化学者じゃないので、よくわからないですけろ、

棟の中を、走って、ここで、抜けたのかなぁ？↓

こ～んな箇所が、数箇所・・・・・

棟って、電気走るんですね♪棟土も、爆発状態ですｗ。

まぁ、とりあえず、雨漏り箇所の復旧です。↓

応急処置で、下葺き材を、絆創膏で、おっぱっておいた瓦を（笑）、

こ～んな感じで、差し替えです↓

にゃんとか、差し替えましたが？？？

絶妙に、ズレちゃってる修理は、かなり、しんどいですｗ。（笑）

その後、隅棟の爆発しちゃった箇所の、シックイ、棟土の撤去です。

このように、かっぽじいて、いきましたが？？？↓

ここで、問題発生！です。

この棟土。。。。。ご覧のとおり！かなり・・・・「さくい（砂目）」です。

ほ～ら！↓

ポロポロだぜぃ！↓

予定外だったなぁ！！

こ～んな、大穴になっちゃった。。。↓

これでは、昨日、手でこねた、漆喰だけでは、うまりませんよね（笑）

急遽、バックアップ材を、考えます。。

現場は、家から、３０分の群馬県。この当時は、棟土は、現場調達です。

家の方は、深谷瓦・日本煉瓦・などが出来る、粘土質。。。

群馬の、この辺の土は、さくい（砂目）んだよなぁ？

知ってて、うかつにも、頭に入ってなかった、お洒落な屋根です。

あ～ぁ！失敗、失敗。。。。

まぁ、にゃんとか、しましょう。。。。

屋根土も、その土地。その土地。がありますのよん！！

あ～！失敗した。。。。（笑）

コメント 4

コメントの受付は締め切りました

お～、今ウチのブログでコメント返した通りのオチに感動です☆
そうです、土はその土地土地に蓄積された歴史が詰まってますからね。
意味があるんですよね～。

瓦、とくにいぶしは炭素の被膜が半導体の役目を果たし電気を通すとか通さないとか(~o~)
でも、ここまで古いとそれもないかな？
次の雷・・・気をつけて修繕してくださいね～(^.^)/~~~
by 瓦人 (2010-09-29 21:57) 

この土だと壁土としても耐久性が低いかな。車30分で土地柄も変わりますね。河の向こう側とかも地理の違いもありそうですね。建築は奥深いです。
by しょうたく (2010-09-29 22:18) 

瓦人さん＞屋根土も、現場調達だと、このように、さくかったり、植木土みたい
　　　　　　　だったり。。。（笑）そこで、目の利く屋根屋さんは、土まで吟味して
　　　　　　　こちらから持参して、施工したものです。（昔話）
　　　　　　　その土地・土地。。出来る野菜物も違いますものね♪
　　　　　　　瓦製造も、１土でもんね♪(o≧▽ﾟ)oニパッ
　　　　　　　マニュアルには出来ない部分です。。。（笑）
　　　　　　　あっ！それと、雷様の電気については、よくわかりません！！
　　　　　　　だって俺・・屋根屋だから・・・
　　　　　　　（●＞∀＜●）ノケッケケケ　　　　ププププぅぁはははははっは
by お洒落な屋根 (2010-09-30 07:08) 

しょうたくさん＞ご存知の通り、屋根土より、壁土の方が、ちょっと砂目でＯＫ！
　　　　　　　　　なんですが？？これじゃぁ、壁土でも、強度はでないでしょう。（笑）
　　　　　　　　　んでもね♪このような土しか手に入らない場所の、左官屋さんの方が
　　　　　　　　　平均して、技術は、上です。。（当社分析）（笑）
by お洒落な屋根 (2010-09-30 07:14)